ある業者と投資に関する契約をしたのですが、その業者の悪いウワサを聞いて急いで返還請求をしましたが返してくれません。投資したお金の回収は可能なんでしょうか?
消費者被害を回収するためには
投資を募集したり、投資顧問をかたる業者の中にには、金融商品取引法に定める登録をしていなかったり、本社の所在地を転々としたり、資金を海外に送金したりして、最初からシッポをつかまれないようにしているものもあります。このような業者は、事前に訴訟や差押えを逃れようとする準備をしているので、被害金の回収が困難になることがあります。
しかし、早い段階であれば、業者自身が投資詐欺的な取引を摘発されたくないので、内容証明郵便による請求、口座の凍結や訴訟提起することで返金に応じることもあります。
消費者被害の回復可能性は、時間がたてばたつほど難しくなります。「だまされたかも?!」と思ったら、特に金額が大きい場合には、早く動くことをお勧めします。お早めに、各都道府県・市町村の消費生活センターや弁護士にご相談ください。